第6章≪Do≫伝える舞台のあり様

 3-2.お祝辞の舞台で
 
     この代表的な場面は、結婚披露宴での主賓としての挨拶場面ですね。私は、新婦側の主賓
   をさせて頂くと有難いのです。

   というのは、新婦側は、必ず新郎の主賓ご挨拶の後になり、前者とくっきりした差異が分かります。
   会場の雰囲気が高まります。その逆では、むしろ私の折角の“努力”が消える恐れ大なのです。

    なぜでしょうか?新郎側の主賓は、「挨拶と女性のスカートは短いほど宜しいようなので・・・」と
   いっておきながら、冗漫で時間が長く、やや迷惑顔が周囲で見えはじめます。新郎のことを言って
   いるのか、ご自分のことを示したいのか分かりにくい祝辞が多いですね。

    その後を新婦側主賓としてご挨拶させていただきます
   前項に示しましたように、私のコンセプトとおり進めて、時間通り、ピシャッと締めくくります。
   冗漫な後の、簡潔なお祝辞ですから、会場の雰囲気が盛り上がってくるのが分かります。

    新婦もご親族も大変喜んで頂き、我ながら、“納得”しています。懇親会に移ってからは、
   参列者からのカンパイ攻めにあって嬉しい悲鳴です。