第5章≪Plan≫基本方針を固め、徹する

 1-④クライアントや受講者に向き合うホンネの理念が成否を決める

    一流コンサル・ファームのコンサルタントは、それなりの学卒者で、厳しい選考の末に入社し、
   研修も受けておられるでしょう。私よりもはるかに優れた知識などをお持ちの方々ばかりです。
    それぞれ立派な各社の「企業理念・行動指針」を唱和しているでしょうし、名刺の肩書きも
  「〇〇総研  シニア・コンサルタント 誰それ」と立派なものが付いています。

    しかし、クライアントに派遣されているコンサル個人は、実際の現場で、どの程度自分自身の
   コンサル理念・行動指針を持ち、徹しているでしょうか? 
   前回ご紹介した実態から見る限り、“ふんぞり返ったホンネ”が見え隠れしているようですね。

    私の「意欲理念」は、与えることではなく、“引き出す”ことです。“教育=Education”ですが、
  冒頭部分の「Edeuc]は、ラテン語の「Educo=引き出す」から由来しています。教育の本質は、
  これではないかと思っていますので、私は、それに徹することです。
 
   “引き出す”手法例ですが、出された質問に対して、まずその意義を、彼と周囲にキチンと説明
  することで、質問する意欲と喜びや勇気を高めることができると信じ、それに徹しています。そして
  できるだけユーモアを以って解説したり回答するように努めています。